砂漠の摩天楼(マンハッタン)といわれる世界遺産シバ-ムへ。
まずはサナア市内のツーリストポリスでパーミッションを取得。
陸路では町に着くまでの道が危険とのことで、空路なら大丈夫と飛行機で移動します。
Yemenia airでシバームの隣にある町、サユーン(空港のある町)へ。
到着した後・・・
空港で待ち構えていたツーリストポリスに「一緒に車に乗りなさい」と捕虜。
パーミッションを取ったことを伝えてもとりあえずサユーンのツーリストポリスに来い、と。
言われるままに車に乗り込む。
ツーリストポリスのオフィスに到着すると、「ここは危ないし10ヶ月以上観光客が来ていない(実際はたぶん陸路などで来た人がいるかと思いますが)。観光は危ない。タクシーも観光客を乗せたりしない。観光客を見つけると危ない目に遭うと思ってるからね。」と!
なんとシバームに行けない!???飛行機で飛んできたのに???
まさかここまで来たのに・・・と、Iくんとがっかり・・・
しかしどうしても諦められない私たち。
警察の護衛のもとなら観光してOKとのことで、一緒に行ってくれるなら安全だし付いてきてもらうことに。
出発前にポリスと朝食。
シバームへの途中の道でみたベドウィン(遊牧民)がヤギを連れている光景。
約30分後、シバームの古代都市に到着。
建物はすべて泥煉瓦でできています。
現在でも500以上の5階~9階建ての家々が立ち並ぶ。
観光中もポリス同行。
イエメンの男性が身に着ける腰巻スカート作成中。
しかし世界遺産なのに観光客が誰もいない。
お土産屋さんも閉まっている。
私たちが通りかかるとおじちゃんが開けてくれた。
でもここにいる人達は笑顔。
無邪気な子供にはなにも罪はないですね。
泊まったのはRayboon hotel。なんと隣の部屋にツーリストポリスの課長が直々に泊まってくださいました・・・
24時間体制で守られた私たち。。
迷惑かけてごめんなさい。
でもシバームの町、とっても素敵でした。
帰りはFelix airにてサナアへ。しかしこの航空会社、インターネットで予約しても、クレジットカードでの支払いができないのでイエメンのチケットオフィスでないと航空券が買えない状態。理由はよくわかりませんが。
飛行機は約50人乗りでしたが約1時間の飛行で機内食(ジュースとパン)がでました。
そしてこのボーディングチケット、座席番号ではなくて単なる数字が・・・人数を数えているらしい。もちろん座席指定なし。
最後まで親切だったサユーン ツーリストポリスの
ハニー
ダウート
サリーム
ファミー
ジャマール 本当にありがとう。