ダニーデンの次はティアナウへ移動。
インターシティバスが午後1時発だったので到着は夕方6時半。
ティアナウ湖はタウポについで第2位の大きさを誇る湖です。
湖沿いにある飛べない鳥、タカヘの像
YHAに荷物を置いてティアナウ洞窟のツアーに参加。
クルーズからの眺めも壮大な景色が。
デッキと中の雰囲気。夜8時でもまだ明るいのでツアーに参加する人もたくさん。
でもこの地域は降雨量が多いのでなかなか晴れる日にあたるのは難しいみたい。
クルーズの後たどり着いたのはツチボタル(グロウワーム)の生息する場所。
洞窟に入ってからは撮影禁止です。
天井の低い入り口を越えてしばらく滝などを観た後、ボートに乗ります。
そして電気を消して真っ暗闇の中で青く光るツチボタルを眺めます。
これが本当に夜空にある星のようでキレイ。
ツチボタルは音に敏感なので、ただ滝の音だけが遠くで聴こえる中での観察はなんとも言えないものでした。
【ツチボタルについて】
卵でいるのは20~34日。
幼虫は約9か月。
さなぎでいるのは12~13日で、この時期にオス・メス共に発光します。
成虫すると1~5日間しか生き延びないそう。
これは成虫。蚊に似た2枚羽の昆虫。日本の蛍とはまったく別ものだそうです。
一生の中でツチボタルがエサを口にするのは幼虫の時だけで、成虫には口がないんだって。
そして空腹であればあるほど、幼虫はより明るい光を放つんだそうです。
幼虫は、濃厚な粘液の粒に覆われた長さ20~150mmの釣糸を最高70本も垂らしてエサを釣ります。
ツチボタルの光に引き寄せられた昆虫は、釣糸に絡まれ、粘液に含まれる化学物質によって麻痺させられ、その体液を吸い取ります。
不思議な生き物ですね。
ティアナウのYHA。
部屋にキッチン、バス、トイレ、TVも設置されています。外でバーベキューもできます。