クライストチャーチの中心部は現在入ることができませんが、レッドゾーンツアーというものに参加するとバスの中から現在の中心部を見学することができます。
このレッドゾーンツアーは、CERA ( The Canterbury Earthquake Recovery Authority ) というクライストチャーチ地震復興機関が開いているものです。
まず電話をしてレッドゾーンツアーに参加したい旨を伝えます。
月・水・金の夕方5時から7時に10分置きでバスがでるので希望の時間を伝えます。
ツアー所要時間は約30分。
料金はドネーション。
まだ危険な建物(崩れそうな建物など)があるので、ここで地震が起きたりしたら生きて帰れないかもしれない、ということが書面で書かれています。たぶん。。
バスの中でも、「危険を伴いますがそれでもツアーに参加しますか?降りる人は今ここで降りて下さい」とのアナウンス。
まぁ誰も降りなかったけれど、確かに立ち入り禁止になっているところなので危険な目に遭う可能性も何度も説明されました。
中心部に入ると静かすぎてゴーストタウンのよう。
YHA。ユースも今はレッドゾーンの中。
バスはゆっくりゆっくり街中を走る。
街の現状を目の当たりにしてバスの中は重い空気が漂います。
大聖堂の前で一時停車。
元に戻るのはいつだろう。
今は取り壊しの段階だけれど
一日も早くこの場所に
もう一度トラム(路面電車)が走る日が来ますように。
(トラムの駅)